月別アーカイブ: 2015年5月

お子様連れの診療

皆さんこんにちは。もう夏目前、楽しみが増える季節の到来ですね^^

さて、今回は、小さなお子様連れでも安心して治療を受けて頂くために当院の取り組みについて書きたいと思います。

我が子もそうなのですが、子供は病院に対し恐怖心を抱く傾向があります。私の治療の為に病院に一緒に連れて行くだけでも、何か痛いことされないのか、とても不安そうにしています。

当院では、親御さんが治療を受けている間、診療室にプレイマットを敷き、治療中もお隣でお子様を遊ばせられるようにし、親子共に安心感をもってもらえる環境作りを行っています。

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もちろん、お子様自身の治療の際も同様に診察室にプレイマットを敷き、お子様向けのBGMに変えてリラックスした雰囲気で治療を受けられるよう心がけています。

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ご希望があれば、アンパンマンやアナ雪などのDVDを見ることも出来ますので、安心してお子様とご一緒にご来院ください^^

 

飲食物で歯が溶ける!?

こんにちは。

日中は少し汗ばむほどの季節となりましたが、皆様いかがお過ごしですか。

暑くなると冷たい飲み物で喉を潤す機会も増えてきますね。

水分補給は大切ですが、飲み物の種類や飲み方によって歯に悪影響を与えてしまうことがあります。

歯はカルシウムの一種で出来ていますが、酸に弱く酸性度の強い飲食物に長く触れるほど溶けてしまう、ということをご存知ですか?

この現象を「歯の酸蝕(さんしょく)」といい、

酸蝕によって病的に傷んでしまった歯を「酸蝕歯」と呼んでいます。

酸性度の強い飲食物を摂る習慣があり、だらだらチビチビと摂る癖のある人ほど歯に酸が触れる時間が長く注意が必要です。

では、酸性度の強い飲食物とはどのようなものがあるのでしょうか?

様々なものがありますが、その中から、まるやま歯科では

コーラ、スポーツドリンク、お茶の入ったペットボトルそれぞれに歯を入れて、

本当に溶けるのか!?、1ヶ月間実験を行いました。

実験中は待合室に置いて、患者様にも一緒に経過を観察していただきました。

興味をもっていただく患者様も多く、楽しんでいただけた様です(^^)

普段のお口の中の酸性度は約pH7ですが、

歯の表面(エナメル質)が溶けはじめるのは、pH5.5です。

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コーラはpH2〜3

コーラの色が着色し、

エナメル質のつやが失われていることから、溶けはじめていると考えられます。

 

スポーツドリンクはpH3〜4

意外と酸性度が強いですね!

エナメル質は真っ白になり、

こちらもつやが失われています。

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お茶は約pH6

着色はしていますが、

エナメル質のつやはそのまま、

つるつるとした表面を維持しています

 

普段エナメル質は、酸を洗い流し中和する唾液の働きによって守られています。

その為、酸性の飲食物に少々触れても通常問題は起きません。

しかし、酸性度の強い飲食物と繰り返し触れては、唾液の中和作用では間に合わなくなり、ついには酸に溶けてしまいます。

これからますます暑くなり、熱中症対策も必要になってきます。

スポーツドリンクばかりではなく、水やお茶も取り入れて、暑さを元気に乗り越えましょう!

院内勉強会

こんにちは。歯科衛生士の吉末です^^

毎週水曜日午後は休診をいただいて、勉強会をしております。

今月は私が勉強会発表の担当でした!

勉強会のタイトルは「衛生士として必要な知識」です。

内容はプラーク・歯石・歯周組織・歯周病メカニズム・歯肉タイプ などです

また、ここから様々なリスク部位を考えて

「歯周病にならないためはどうしたらいいのか」  に重点を置き、

様々な医学書などを読んでパワーポイントでまとめてプレゼンしました^^

勉強して自分自身で理解しても、スタッフのみなさんに伝えるのは

とても難しいことだと実感しました。

今回勉強した知識を活かして、患者様のお力になれるうように

また日々努力していきます^^

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セミナー告知

みなさんこんにちは!

まるやま歯科院長の丸山です。

今回は、ちょっと同業者向けの案内です。

7月5日(日曜日)に、「開業前に始めるヘルスケア」と題してセミナーを行います。

まるやま歯科では、2014年の開業前から日本ヘルスケア歯科学会に所属し、研鑽に努めてきました。ヘルスケア歯科学会とは、従来の削って詰めるだけの歯科医療ではなく、健康な歯列を守り育て生涯にわたって人々の健康のパートナーとなる歯科医療を目指し設立された学術団体です。

最近、テレビ等でも盛んに歯科医療が取り上げられていますが、削って詰めるだけの歯科医療ではなく、予防的観点から歯科医療を見直す内容がほとんどです。しかしながら、まだまだ日本の歯科医療は削って詰める行為がそのほとんどを占めています。

なぜなのでしょうか??

そんな現状を変えていくには、まず歯科医療従事者が変わらなければなりません。大事なことは分かっている。でもなかなか走り出すと今までのやり方は変えられません。歯科医院の院長は、医療従事者であるとともに経営者でもあるのです。日本の健康保険は出来高払いですので削って詰めなければ歯科医院の経営が成り立たないという側面を持っていることも大きいでしょう。

でも我々は経営者である前に国民の健康を守るという責任をもつ医療従事者なのです。

本当に大事なことは何なのか?

開業医として走り出す前から知ってほしい・・・

そんな思いを込めて、今回セミナーを行うことになりました。私以外の講師は、日本ヘルスケア歯科学会の中でもトップランナーとして何十年も活動してきた先生方ばかりです。開業と同時にヘルスケア型歯科診療を実践してきたモデルケースとして私も少しだけお時間を頂くことができました。

このブログを見ている若手の先生は是非参加してみて下さいね!

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