「歯を守る」時代の診療所づくり〜引き算のう蝕予防〜

こんにちは!寒い季節がやってこようとしていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

新型コロナウイルスも収束する気配もなく、落ち着かない日が続いていますが、

先日、福岡市中央区でご開業の加藤大明先生のwebセミナーを受講しました。

テーマはズバリ、

「歯を守る」時代の診療所づくり〜引き算のう蝕予防〜

セミナー講師の加藤先生は、院長の大学の先輩で、今回、神戸のスタディーグループからの依頼で、院長が加藤先生との間を取り持ち、セミナーが実現しました。

当然まるやま歯科のスタッフも総出で参加させていただきました。

 

みなさんむし歯予防で気をつけていることはありますか?

すみずみまで歯ブラシでしっかり磨くこと??

 

いえいえ、実はそうではないのです!

 

まるやま歯科で定期管理を受診してくださっている方は既にご存知のことと思いますが、むし歯予防に不可欠なのが「フッ化物(フッ素)」なのです。

現在日本で市販されている歯磨き粉にはほとんどフッ化物が配合されています。

(各社濃度が違うので詳しくは当院スタッフまでご質問ください)

実は、歯磨き粉を使わずに歯ブラシでゴシゴシと歯を磨くだけではむし歯の予防を行うことはかなり困難です。

しかし、そこにフッ化物入りの歯磨き粉が加わるだけでかなりむし歯の予防効果がかなり高まることがわかっています。

他にも様々なむし歯予防の製品がありますが、セミナーでは、いろいろ使うのではなく、根拠のはっきりしているフッ化物の応用(歯磨き粉とフッ素洗口)に特化することがむし歯予防の近道であることを詳しく解説していただきました。

また、以前からまるやま歯科では、歯磨き後のうがいは一回だけと説明させていただいていますが、その根拠もしっかりと学ぶことができ、とても有意義なwebセミナーとなりました。

フッ化物配合洗口液(フッ素洗口)について

 

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当院では、むし歯になりやすい方や、

小児で30秒のぶくぶくうがいができるようになったお子様にすすめることが多いです。

 

 

 

 

 

高濃度(1450ppm)フッ化物配合歯磨き粉については当院でも販売しています。

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私自身もCheck-upミント(左)を使用しています!

 

フッ化物を使わずむし歯の予防をしていくのは、徹底的な歯ブラシ技術と食事のコントロールを行ったとしてもかなり難しいのです。

 

フッ化物って安全なの??

っという疑問を持たれる方もいると思いますが、フッ化物は、自然界にも存在しているごく普通の物質であり、日本口腔衛生学会もむし歯予防の手段として全面的に支持しており、歯科口腔保健法などでも、フッ化物の積極的な応用が歯の健康を守る手段として明確に位置づけられています。

フッ化物を利用して効率的なむし歯予防をしていくこと是非をおすすめします!

子供から大人までフッ化物配合洗口液や高濃度フッ化物配合歯磨き粉が気になる方はお声かけください。