プライベートセミナー

こんにちは!先日まるやま歯科は歯科衛生士の井上和先生にお越しいただき、プライベートセミナーをしていただきました。

DSCN8761私たち歯科衛生士がどのように歯周病を治していくか、そのために必要なことはなにか、改めて考えるきっかけにもなり、とても勉強になりました。

歯周病はむし歯と違って痛い、しみるなどの症状はなく、ゆっくり進行しいつの間にか歯が抜けてしまう怖い病気です。

歯周病にならないためには定期的メインテナンスに通うことで、歯茎の腫れや歯石の有無などきちんと診てもらい、歯周病になる前から予防していくことが大切だと感じました。

セミナーで学んだことを活かし、よりよい歯科医院にしていきたいです。

まるやま歯科を今後ともよろしくお願い致します。

ブラッシングの大切さ

こんにちは。

今年も残すところ1ヶ月をきりました。皆様は、お家の大掃除は始めていますか?!

さて、今回はブラッシングの大切さについてお話ししたいと思います。

歯周病・虫歯予防に欠かせないのは、毎日のブラッシングです。

良い治療や自費のつめ物、かぶせ物をしてもその後正しいケア、ブラッシングが出きていなければ、虫歯は再度出きてしまいます。そして、歯周病も一度状態が良くなっても進行してしまいます。

メインテナンス時に、汚れの残っているところを患者さんと一緒に確認していると、

「ちゃんと磨いているのに・・。」

とよくみみにします。

確かに、ほとんどの方は毎日歯を磨いています。

ただ、ここで重要なのは、『磨いている』のと『磨けている』のとは違うという事です。実は、ブラッシングは簡単ではないんですよね。口の中にある小さな歯をきちんと磨くのは、本当に難しいと思います。

人によって、歯並び、矯正装置の有無、つめ物やかぶせ物の入っている所や入れ歯のワイヤーがかかる歯、インプラントが入っている歯など・・。その方に合ったブラッシングのポイントや、どの歯を特に注意しておかなければならないかなど私たち歯科衛生士がお伝えさせて頂きます。

歯を守るために本当に大切なブラッシング。是非まるやま歯科スタッフにお手伝いさせてください^^

クリスマスが今年もやってくる♪

こんにちは。

本格的な冬の到来を迎えまして皆様、風邪などひかれておられませんか?

寒さの厳しい季節ではありますが、クリスマスイルミネーションが目を楽しませてくれる季節でもあります☆

まるやま歯科では今年も皆様に楽しんでいただける様に、クリスマス仕様の飾り付けをしております。

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今年はイルミネーションにもチャレンジしています!

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その他にも新しい飾り付けも増えておりますので、この機会にぜひご来院いただき、健康的なお口で楽しい年末・年始を迎えましょう(^ ^)

皆様にお会いできることを楽しみにお待ちしております。

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では、九州でごきげんに予防歯科の話をしようか

こんにちは!冬の本格的な寒さが近づいてきましたね

風邪が流行っていますが、皆様いかがお過ごしですか?

 

さて、11月1日に「九州でごきげんに予防歯科の話をしようか」というセミナーを受講しました。

衛生士としてとても刺激的なセミナー内容でした

「より良い歯科医院になる為にはどうしたら良いのか?」

「ただ仕事をこなすだけの歯科衛生士なのか、しっかりと歯科衛生士としての意識や知識を持ちながら日々の業務をこなしていくのか。」

また新たに歯科衛生士としてモチベーションが上がるセミナーでした!

これからも患者様のお口の中の健康を第一に考えられる歯科衛生士として業務に励みたいとまた強く思いました^^

むし歯の切削基準について

こんにちは!

まるやま歯科院長の丸山です.

本日はむし歯の切削基準について少し書きたいと思います.
歯科医師という職業をやっているとよく聞かれるのが,
「歯医者さんって先生によってたくさん削る先生とあんまり削らない先生がいるのはなぜ?」という疑問です.
歯科医師はある一定の根拠を持ってその歯を削るか削らないか決めているわけですが,穴があるから削って詰める・・といった単純な問題ではないので少し難しいかもしれませんね!

 

日本歯科保存学会が出しているう蝕(むし歯)治療ガイドラインに切削の基準が述べられているのでこちらをご紹介します.
切削の対象となるのはどの程度に進行したう蝕か.
推奨:以下の所見が認められる場合は修復処置の対象となる.とくに複数認められる場合には直ちに修復処置を行うことが望ましい.
1)歯面を清掃乾燥した状態で肉眼あるいは拡大鏡でう窩を認める.
2)食片圧入や冷水痛などの自覚症状がある.
3)審美障害の訴えがある.
4)エックス線写真で象牙質の1/3を超える病変を認める.
5)う蝕リスクが高い

この中で注目して欲しいのが,4)です.

 

エックス線で象牙質の1/3を超える病変を認める.

つまり・・・

エックス線で象牙質(歯の内側の柔らかい部分)の1/3を超えていなければ切削の対象ではないということです.
どんなに小さなむし歯でも必ず発見して削って詰める!っというのは間違いなんですね!

ただ,ここで5)にも注目してほしいですね

う蝕リスクが高い

同程度のむし歯でもう蝕(むし歯)のリスクが高い人では削って詰めたほうが良いがリスクの低い人では削らなくてもよい場合があるということです.
ではう蝕のリスクってどうやって決めているのでしょうか?

このガイドラインでは,う蝕(むし歯)のハイリスク要因として
全身的既往歴(全身疾患や薬物の使用など)
歯科的既往(修復の数や頻度など)
口腔衛生状態
食事
フッ化物
唾液
社会生活

を挙げています.
まるやま歯科に通院中の方はもうおわかりですね!

そう・・

だからまるやま歯科では唾液検査をしたりお食事調査をしたり,染め出し液を使ってみたり,フッ素についてお話ししたり・・

大きく進行する前にむし歯を発見し,リスクコントロールを行い,進行を抑制することができれば,歯医者さんで痛い麻酔の注射をしたり,あの嫌なキーンという音に怯えたりしなくても良いということなんです!
むし歯の治療で悩んでいる方には朗報ですね!

歯を削られるなんて誰でも嫌に決まっています.
そのために少しでもリスクを下げ,切削対象となる前にあの手この手で進行抑制を試みる!
これが大事なんですね!
そのためには目の前にいる患者さんのリスクを知り,改善すべき点があればアドバイスしてリスクを下げる.
これが無駄な治療をしなくて済む一番の近道なんですね!