みなさんこんにちは!
今年の暑さは異常ですね・・
最近学会などの出事が多いのですが、そういう時男の人は夏でも長袖のジャケットを羽織らなければならないことが多く、汗だくな日々が続いております。
久々に院長の投稿です^ – ^
さて例年この時期は母校の九州歯科大学で学生講義を行なっておりますが、昨年は諸事情により登壇しておりませんでして、今年は2年ぶりの登壇となりました。
コロナ前は合宿形式でしたが、現在は学会形式で北九州国際会議場で行われており、午前中の診療をいそいそと切り上げ北九州まで遠征してきました。
4年生(歯学部は6年制なので4年生は中間学年です)に向けて、将来の歯科医師像について開業医を代表してお話ししてきました。
我々歯科医師は毎日たくさんの患者さんに歯科医療を提供していますが、目の前の患者さんの症状を的確に分析して医学的に正しい処置を選択していく必要があります。ではその医学的に正しい処置とはどのようにして判断しているのでしょうか?
正しい判断をするためにはそれはもうたくさん勉強をする必要があります。
ただ、自分自身の勉強している内容が本当に正しいことなのかどうか・・
これを判断するのはなかなかに難しいことなのです。
小学校や中学校のように絶対的に正しい教科書というものは歯科には存在しません。
なぜならば正しいとされる事は常に変化し続けるから・・
数年前に正しいと言われていたことが今は間違っていると考えられている・・
歯科医療ではよくあることです。
常に新しい知識・技術を吸収するには正しいことを正しいと判断できる技量が必要なのです。そのためには自身の考えだけではなく、世界中の研究者が研究した結果を論文という形で発表したものを吟味分析できる力が必要です。
歯科という分野は歯科医師と患者の間で専門分野に対する知識・理解の格差が大きいと言われています。それだけに我々専門家の発言は患者さんにとって重要かつ大きな責任を伴います。
君たちの将来の責任は重大です。だから一生懸命勉強して、正しいことを正しいと判断できる技量を身につけなさい!
っといったお話をしてきました(してきたつもりです・・)。
大変嬉しいことに、私の講義が終わった後、たくさんの学生さんが質問に来てくれ、後日医院見学に来てくれた学生さんもいました。
やる気のある学生がたくさんいて先輩としては嬉しい限りでした😂
終わった後はそこはさすが我が母校!
学生時代にお世話になった先生方(今は皆偉い人ばかり!)に連れられて遅くまで楽しいお酒をいただくことができました☺️
若い人や全国(世界)で活躍する人たちと臨床や人生の話をするのって楽しいですね!